いつものフライに、

最高のデザインを !

通いなれた川で
フライデザインのこと

考えてみました。

自分のフライに、最高のデザインを、
自分のフライをデザインすることが、
自分が考えるフライタイイングだと思います。
フライは、ARTの世界としてみることが大切だと思います。
この釣りに、半世紀かけてきた集大成がここから始まります。

2020/07/26

YouTube アップしました! https://www.youtube.com/c/fly5x

Flytying

          
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Tool


Old

          

アメリカのMADISON RIVERで使用したホッパーフライデザインです。

アメリカのHenry's Fork Riverで使用したカディスイマージャーのデザインです。

島牧村で、海アメマスフライとして使用したフライデザインです。

北海道の十勝で良い思い出作ってくれたフライデザインです。


 

BH Flymph
フック>ロンググラブフック
サイズ>#16~8
スレッド>8/0
テール>ソフトハックル
ボディ>スクイレルダブ、ビーズヘッド
ハックル>ソフトハックル
リブ>ワイヤー
 

フリンフ(Flymph)フリンフは、1960年代に使った表現で、
fly + nymph=flymphという造語です。
ニンフとダンの中間の状態で水中状態のイマージャーの状態です。
スウィッシャー/リチャーズの"Selective Trout、セレクティブ・トラウトおよびEmergers、イマージャーズ、カウチ/ナスターシのHatches、ハッチズなどによってイマージャーの概念が確立されたので、フリンフということばは使われなくなった。
しかし、イマージャーが釣りで重要であることと同じようにフリンフという語源も残していきたいと思います。ということで世界が忘れないうちにご紹介していきます。原則はイマ-ジャーであるので使用する時間もハッチに合わせると更に効果的なフライへと変わると思います。自分が大好きなフライバージョンとして、モンカゲロウパターンがこのフライにピッタリな水生昆虫だと思います。大型のメイフライが良いですね。
海外のグリーンドレイクやブラウンドレイク、日本でもオオマダラカゲロウなんかに合わせても良いです。湖のモンカゲロウのハッチに合わせてリトリーブの釣りにも良いですね。一度カウントダウンしてゆっくりとリトリーブしてくると良いですよ。ラインはフローティングやインターミディエイトぐらいでぴったりだと思います。リーダーもあまり長くしないで動き重視のスローテーパーで攻めるとやる気のあるトラウトにはたまらない存在となるでしょう。
川でも流しきって最後まで気を抜かずにフライが上昇してくる時にヒットすることがあります。もちろんイマ-ジャーという水生昆虫の行動と同じスタイルになると思います。フリンフの特徴としてウェットハックルフライがスタートです。この辺は今でもウェットフライとして君臨しているわけです。フリンフの場合は、マッチング・ザ・ハッチ系になるためシンカーをいれたり、もちろんインジゲーターをつけた釣りも考えられます。



 ギニア&ヘアーズ
フック>ロンググラブフツク
サイズ>#6~8
スレッド>8/0
テール>ゴールデンフェザント
ボディ>スクイレルダビング
ハックル>パートリツジ、ギニアホール
ヘッド>ゴールドワイヤー
リブ>ゴールドワイヤー
タグ>フラットティンセル
 
ハックルタイプのウェットフライです。サイズは、ちょっと大きめが良いですね。
中流域の流れでフリーストンのような場所では広範囲に探るには使いやすいウェットフライです。誰でも簡単にタイイングできること、もちろん釣れることも大事ですけど(笑)
ロストしても良いように大量に作るときは、こんなウェットフライもどうでしょうか?自分も好きなタイプのフライで日中と限らず魚の気配が無いときには中々使用頻度の高いフライになります。なんとなくクラッシック感もあってそそられるフライデザインだと思います。

#5~#6ぐらいのシングルロッドやもう少し高番手のスイッチロッドなんかを使ってノンビリと川下りも良いですね。フライカラーもオリーブやライトジンジャー系も釣れるフライカラーです。ワンポイントでオレンジやチャートリュースを加えるとアメマスに効果大です。このフライをマッチング・ザ・ハッチの世界から見ると、ヒゲナガトビゲラのピューパです。サイズも同じくらいです。条件によっては、ドロッパーシステムで軽めのダブルハンドロッドでスペイフライフィッシングも楽しいかと思います。

今回フライのヘッドもあえてビーズヘッドを使わずゴールドワイヤーを巻き上げています。これだけでもクラシカルな雰囲気にもなりますし、充分なフライのウエイトの役目もしてくれるわけです。このタイプのフライを使うときに最近ファルドリーダーを使っています。自分で自作したものです。

市販品もあります。ターン性能が高いことでドロッパーフライにしたりウエイトの大きいニンフフィッシングなんかにもターンしやすくことそしてドラグもかかりずらいことが良いですね。ティペット部分は通常のナイロンモノフィラメントを使用しています。適度の伸びが合わせるときのショックアブソーバーになっています。今回はあくまでもウェットフライという感覚でイミテーションフライではなくアート的フライとして使用していきたいです。極力シンプルクラッシックでというのがテーマです。



 Form Grass hopper
フック>ロングシャンク
サイズ>#4--8
スレッド>6/0
テール>フォーム2mm
ボディ>フォーム2mm
ヘッド>フォーム2mm
ウイング>フォーム2mm、ディアヘアー
レッグ>ラバーレッグ
 
このタイプのフォームを使用したフライはここ20年前からいろいろと発表されてきました。そして毎年マテリアルなどの変更がプラスしてどんどん良くなってきました。有名なフライパターンとしてはチェルノブイリアントは、かなり有名になりましたね。ホッパーもいろいろとあってもう少しレッグをグレードアップして関節を付けたり良い雰囲気を出しています。

今回は簡単に作れることや材料費などを考えています。マダムXのフォームバージョンといえばぴったりします。モノフィラでアイを作ったり、レッグに関節を入れるとさらにリアルイミテーションフライになってきます。

特別フロータントも必要なくマテリアルの浮力で十分な浮力があります。このフライで以前モンタナのビッグホーンリバーですごい釣りをしたことがありました。ボートトリップの釣りでした。フライはこのフライと同じものを用意します。リーダーは、7フィートぐらいにして直結でフライを取り付けます。先端は2Xぐらいあると思います。ガイドは、ソフトプレゼンテーションは、ダメということで、もうこのサイズのフライが川の水面にボチャンという感じで水面をフライで叩いていきます。それもバンクから1メートル以内というところです。

川底の石が見えるかなというぐらいの流れの下からブラウンが一気にフライに襲い掛かるという感じでヒットしてきます。ひどい時は2匹ぐらいが競って出ることもあって、けっこうスリリングな釣りをしてきました。しかしこの釣りは体力勝負でバシッバシッロッドを振るのですぐに疲れてしまいます。

手はマメだらけになり、一匹かけたら休憩って叫んでいました(笑)。すごくイージーな釣りですがセオリー通り流れに乗せないと魚には、まったく反応しません。北海道でも同じ釣りをしてみました。それなりに条件が揃うと出てくれます。これからがホッパーの良い時期に入ります。大型ドライフライとして楽しい釣りのひとつ、ぜひお試しください。



サーフェイス・カディス
フック>TMC2312
サイズ>#8--14
スレッド>6/0
テール>Z-LON
ボディ>スクイレルダブ、Ice Dub
ウイング>ディアヘアー
1990年のアメリカの土地を踏んでいろいろとアメリカの河川でフライフィッシングを試してきました。アメリカのカディスの多さには本当にビックリするものがありました。
北海道でもヒゲナガトビゲラのスーパーハッチの大群は何度も経験しているので、それなりに自陣はありました。しかしこのウエストイエローストン周辺の水生昆虫の多さは凄い数でした。

イブニングライズの最中にフライボックスを開けてフライ交換をして蓋をしめると何匹か必ずフライボックスに残ってしまいます。とくに凄いのは、北海道にもいるカクスイトビゲラ系のカディスです。こいつの時は毎度10匹は、フライボックスに取り残されてしまいます。スーパーハッチの中、川にウェーディングしていると全身がカディスだらけになってしまいます。虫嫌いの人だったら気絶するぐらいの数が全身にとまっています。偏光サングラスや眼鏡をしているフライマンだと眼鏡の内側に入ってくるのには参ります。さすが釣りは一時ストップとなってしまいます。

それではこのフライが出来た条件などをご紹介します。マディソン川の上流でカディスのスーパーハッチがこの時期始まっています。上流と言えど川幅は100mぐらいの規模です。入りやすいポイントから入ってから下流に向かって降りて行くと中州の岸よりのポジションで魚を待ち受けるにしました。北海道で見るライズの1年分がきっとこのイブニングで全て見えしまう勢いです。ハッチしたカディスは直ぐに上流へと移動して行きます。それにつられるように魚達も大胆に魚体をだしてライズしてきます。

今日のライズフォームがカディスのアダルトに出る時と違い、あれっと思うときがあります。とりあえず今セッティングしたエルクヘアーカディスをそのまま使用することにしました。アメリカの釣りでは、クロスからダウンストリームの釣りが多くフライ先行がベストです。フィーディングレーンの中には少なくみても10匹ぐらいライズしています。

まずはそのレーンに向けてキャスティングです。100%のヒットを想定してのプレゼンテーション、手に汗握る状態でいつでも合わせる準備しますが、全て無視されます。・・・・釣れない。こんなにいるのに、これがマッチザハッチなんだと実感フライもサイズもぴったりだと思いましたがカディスアダルトとイマージャーの違いで釣れないんだ。それもスティールボーン状態だけ選んでいるようです。すぐにフライを回収してハックルの下側をむしってウイングのエルクヘアーも少なくしました。フロータントはグリス系のものを使い薄くウイングだけにつけます。水面にフライが乗るとヒタヒタという感じです。予想通り大爆発です。何匹かストマックポンプを使って調べると大量にイマージャー状態のカディスが出てきます。

明日のフライのためにサンプルを捕って、モーテルの部屋に持ち帰りました。そして出来たフライがこのフライです。実際にサイズ・カラーを変更するとほとんどのカディスに対応することができます。このフライは、ニュージランドやカナダでも釣った記憶があります。カディスの生息するフィールドでは使えるフライとなりました。



Form Grass Hopper 2
フック>ロングシャンク
サイズ>#4--8
スレッド>6/0
テール>フォーム2mm
ボディ>フォーム2mm
ヘッド>フォーム2mm
レッグ>ゼブララバーレッグ
Form Grass hopper 2のご紹介です。以前のタイプの浮力を強化して少しリアル咸を出しました。自分でも、このサイズのドライフライは大好きで、シュティムレーターとかもよく使用するドライフライのひとつです。

Form Grass hopper 2は、ほとんどフロータントの必要性もなく壊れるまでガンガン使えるフライです。今回は、以前ご紹介出来なかったフライタイイングツールのご紹介をしておきます。大変便利なフライタイイングツールですので、お勧めいたします。

メーカーは、River Road Creationsから発売されています。今回のはチェルノブイリ用のFORM BODY CUTTERのサイズは#Mです。ここのメーカーでは、いろいろなタイプのカッターがあるので揃えてみるのも楽しいです。現在で26種類はあります。(2012/7)フォームの浮力と軽さは、ドライフライには、かなり強力な武器になることは、間違いありません。トラウト達も、もちろんフライに反応してくれるとフライタイイングでアイデアとデザインを工夫したくなります。やはりシルエットとレッグの動きは必要不可欠ですね。

もちろんサイズが大きいだけによりリアルなカラーもこれからは求められと思います。このカッターの使用方法として、やはり刃物ですので取り扱いに注意することと保管が大事だと思います。自分使用後はCRC5-56のお世話になっています。今のところこれにかなうものはないと思います。刃持ちを考えると必要となるものです。

とくに素人考えで研ぐとほとんど切れなくなります。CRC5-56をつけた時に、ケガをしないようにティッシュ等で汚れをふき取る程度で大丈夫です。5~6年使ったらダイヤモンドシャープナーを2~3回あてる程度です。それ以上は更に切れ味が落ちます。

プロタイヤーからみてなかなかのフライタイイングツールだと思います。はさみでカットしたりビジネスカッターなども使えますが、一発で望みのスタイルにカットできるのは、魅力あるツールだと思います。ほかにウイングマテリアルのカットにも使用しています。



スーパーピンク
フック>ステンレス
サイズ>#4--6
スレッド>6/0
テール>ポーラーベアー、パールティンセル
ボディ>アイスランディックヘアー、アイスダブ
ヘッド>ビーズヘッド
レッグ>ラバーレッグ
このフライ随分前から使用しているタイプなんですが年ごとに改良されてきました。最近のタイプとしてラバーレッグの効果の高さには驚かされてしまいます。スピナーテイルに比べたらお飾り程度のものなのですが、効果は出ています。もちろんソルトウォーター用にステンレスフックを使用しています。止まり水を考えてのボディボリュームなんですが条件によっては少なくしたほうが良い場合があります。

今回はテールに、パールティンセルを追加してあります。マテリアルのアイスランディックヘアーの特徴として人口繊維に無い質感やボリュームががあります。引いたときにあまり痩せることはなく、ある程度のボリューム感を残すことができます。ゾンカーのようなミノー系の細身にはなりません。条件によっては、ビーズヘッドではなく、チェーンボールやダンベルアイの使用もあります。もちろんこのシリーズのIntruderタイプも最高です。この時はラバーレッグからグリズリーハックルがベストです。

ボディカラーも定番カラーにプラスして、ブルー、ブラック、ホワイトなんかも釣れるカラーです。条件によって変わるので、大量生産しないで押さえのカラーも用意しておくことが良いでしょう。あまり上下の感覚のないフライなので、チューブタイプで作ってもよいです。コーンヘッドなどを使用してウエイトバランスしてください。比較的大型サイズのフライではなくちょっと小さめストリーマーなので簡単に作れると思います。

マテリアルも安価のものですので、失敗恐れずフライタイイングしてください。良くやる方法なんですが、チューブフライをティペットに取り付けたあとに、ヘッド部分の直ぐ上にガンダマを付けます。この方法だとかなりのウエイト調整が出来るので、初めてのポイントではかなり有効になるはずですのでお試しください。カラフト鱒や鮭はどうしても棚が大事になります。

もちろんベタ底か表層までその日コンディションでラインを選んだりします。最初はそこの確認からです。忠類川も同じような攻略方法になります。ここは、比較的ベタ底の場合が多く根がかり覚悟でボトムまで入れていきます。今年の遡上はどうでしょうか?そして世界遺産の知床と北海道は忙しい時期です。これが終わると大型魚のチャンス到来時期になってきます。ミノーのストリーマーが必要になります。イトウは大型フライのゾンカーやIntruderが有効になると思います。

そして河川の大型レインボーのミッジの釣りもあります。アメマスも良い時期になってきました。水温が高い年はまだまだ瀬の中でウェットフライで狙うのも良いでしょう。



キール スカルピン
フック>TMC 8089
サイズ>#6
スレッド>6/0
テール>ハックル
ボディ>ラムズウール、ディアヘアー
ヘッド>ラムズウール
アイ>チェーンボール
スカルピン、川カジカですね。水の綺麗なところ住む魚種と聞いてます。
大型魚の最高のエサになることもしばしばです。愛嬌のある顔はなかなか憎めないものがあります。ガチガチのイミテーションフライでは、楽しくないのでデフォルメしたくなりました。

一応は、カジカの雰囲気だけは残したつもりです(笑)。25~30年くらい前にアメリカのMSDISONリバーで釣れすぎるので、自主規制ができたくらいのフライだったそうです。まあ北海道でもと思っていますが、なかなか自然相手なのでそう簡単にはいきません。でもこのフライに関しては、川・湖ともそこそこの実績があります。長年このフライの改良もやってきて、ようやく今の形になってきました。キールにすることにボトムの釣りには根がかりが少なくなったことショートシャンクのフックを使い更にキールにすることでテールの動きやフックへのカラミが少なくなったことヘッド全体をディアヘアーからラムズウールにすることで作業効率とカラーの選択が楽になっことなど、数を上げるとまだまだいろいろと出てきます。

もちろんこのスカルピンもこれ1パターンではなく5種類のカラーバリエーションもあります。条件に合わせて使用を変えて使っています。今回は、光物のマテリアルはほとんどというか全く使用していないスタンダードなパターンです。もしアピール度をアップさせるのなら、ウイングにフラッシャブーなど数本入れるだけでだいぶ違うものに変わります。実際シルエットはこのままで「トゲウオ」のイミテーションフライにカラーリングだけ変えて使ってみましたが効果絶大のものがあります。

ウエイトも今回はチェーンボールクラスですがこれは一番ライトな仕上がりです。もっとヘビーにするならダンベルアイの使用となります。それ以上は、ボディにウエイトをプラスしていきます。どれが魚に対して捕食行動のスイッチになったかは、魚に聞かないとわかりませんが(笑)。レスポンスの良いフライだと思います。


Profile

 

artistic flytying & photograph
 
Concept
MONTANAの片田舎の街で自分のFLYDesignができたと思います。
フリーストンの流れで使えるフライを探して来ました。
1本のフライに情熱を注ぎ、完成されたフライ達をここでご紹介していきます。
 
TOKYO渋谷生まれ 1954 / 01 / 21 
1969年からFlyfishingの世界に入り
アメリカ・ニュージランドカナダとFlyfishingの修行に行く。
とくにアメリカのマッチングザハッチの釣に感銘する。
Henry's Fork River、MADISON Riverなどに20年通いFlyfishingの真髄を求めた。
アメリカの各河川で自分のFlyfishingを確立する。
そこからFlyのデザイン・フォトグラフを51年間追及しています。(2020年)
 
書籍
北海道のつり 「北の毛針釣り師」を262回まで連載。
約22年の紙面でのご紹介でしたが、2017/02にて休刊。
他同誌に「北米鱒釣生活」の連載。