夏の夕立の後なんかには、最高のフライです。特に雨後や、風の強い日なんかは可能性が高いフライです。陸生昆虫も夏から秋にかけては、フライフィッシングにおいて重要なポジションを占めています。水生昆虫の第二世代のハッチが限られている時などは、ホッパーやビートルには鱒達も敏感になる時期でしょう。このフライでの思い出として、以前ヘンリーズフォークリバーに行った時このタイプのフライでシナモン・フライイングアントが凄く良かったことがありました。北海道でも同じパターンが通用します。 ■フライテクニック■ このフライの特徴としてまず陸生昆虫であることから、やはりバンク際が捕食ポイントになるのは言うまでもありません。鱒達もそれがわかっていて、やはり捕食の時はバンク際までよっていることが多いです。なんでもない木の被った小さなポイントで大物がパクパクやっていることもあります。実際に雨など降った時にアントはその辺の草木に這いあがって、一時避難することがあり、最終的に終点まで大群で上って行きますが、定員オーバーになりポトリポトリと落下してしまうことがあります。また羽蟻は、たしかに羽を持っていて飛べる機能をもっていますが他の昆虫ほど、上手く飛ぶことは得意としていないようで、水中に落下する比率が多いことで鱒達のご馳走になっているわけです。立ち込める川の場合、川の中央から岸際を狙いながら攻めて行く釣り方が良いでしょう。川の流心も流れてきますが、その場合ほとんど水中下を流れている場合が多いため鱒達も大量に落ちてくる岸際に集中します。アントのライズは小さく気をつけないと見逃すことが多いため、雨後は注意しながら入渓したほうが良いです。いきなり立ち込んだ足元から大物を驚かしてしまうこともあります。私は、よく本流でこの時期使用します。ダウンストリームで岸際を下りながらライズを探して釣るのが好きです。 |