以前アメリカのホッパーの釣りがあった時、現地でタイイングしながら考え出したフライパターンです。当時チェルノブイリ・アントがデビューした頃で、現在も活躍するドライフライのひとつです。そのボディマテリアルを利用して、ホッパーをタイイングしました。タイイングも簡単で浮力は驚異的な浮き方をします。北海道に戻ってからは、ヒゲナガカワトビゲラのイミテーションフライとして活躍しています。サイズもちょうど良く、浮力も強く瀬の中でも水に揉まれながらもまた浮きあがってきてドリフトしていきます。ちょっとしたインジゲーターみたいなドライフライです。ボディに取り付けたラバーレッグはフライの安定性を保つためには最高のマテリアルです。思った以上に空気抵抗も少なくキャスティングにおいても、それほど苦労したことはありません。セミフライの代用品として使用したこともあります。大型ドライフライとしてフライボックスから外すことの出来ないパターンとなっています。このフライをサイズダウンしてみましたが、マテリアルの性質上#12が限界のようです。シマトビゲラサイズまでは充分に活躍してくれます。カクスイトビゲラサイズにはちょっと無理がありました。 【タイイングの注意点】 ボディを張り合わせる時の接着剤ですが、木工用のボンドがなかなかの優れものです。揮発性の高い接着剤やエポキシ系も試してみましたが、重量があることと堅くなったり、素材を溶かしてしまったりと、不具合がありました。水溶性の接着材は釣りに使用中に剥がれてきますが致命的な損害はありません。乾くと透明になったり、はみ出したりしても簡単に取り除くことができます。ただ乾燥に時間がかかりますので、前もってボディだけは作っておくことをお勧めします。タイイング時に2枚重ねを簡単に出来ますので、是非お試ししてみてください。 |